Salli concept
Salli SystemはSitting Health(理想的な座り方)の向上とSitting Disorder(座りすぎのリスク)の予防を牽引する存在であり、1990年以来の革新的な取り組みと効果的な開発により、「座りすぎ」を解決し、「座位行動の科学」を追求して歩んできました。
Salli Concept is a profound sitting welfare program
サリーシステムの本質的特徴は座ることに対して奥深くデザインされた健康・生活の快適さなどが満たされた幸福を追求するプログラムであり、座りっぱなしの仕事で健康を得るために必要な座り方、生理学的要因の全てを網羅した科学と医学に基づいてサリーチェアは作られています。
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高品質な座位行動の環境のポテンシャルと可能性を意識する
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身体の動きに合わせて座面が変化する2分割式のスイングモデル、Eテーブル、便利なアクセサリー、高さ調整可能なモニターを使用する
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仕事環境に対するモチベーションを高め、家具を最適な方法で調整して使用することを学ぶ。
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仕事中は軟部組織を圧迫せず、血行を妨げない衣服を着用する。
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脳、活力、血行を促進するために、頻繁に運動する。
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効率よく2つの行動をセットに過ごす。例：「立つ＆伸ばす」「座る＆(骨盤を)振る」「転がる＆伸ばす」「歩く＆話す」「仕事＆ジム」（仕事場の近くに運動器具を置く）
これらを実践することで腰痛や疲労、姿勢の悪さなど、座りっぱなしの障害やほとんどのMSD(Musculoskeletal Disorder:骨格筋障害)を避けることができます。健康を維持し、活力に満ち溢れた状態で生産性の高い生活を送ることができます。
サリーチェアーによる効能
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着席中もアクティブ
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正しい姿勢の維持
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健康な背中
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理想的な血液の循環
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深い呼吸
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活力に満ち溢れた状態
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脳の活性化
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メンタル強化
正しい座り方が健康と生産性の向上に導く！
腰痛問題は今日の世界で慢性的な病気に繋がる最大の原因であり、多くの苦しみをもたらしています。原因はさまざまですが、座りっぱなしの生活が増えていることが大きな要因となっています。
従来の膝が90度曲がった座り方では椎骨や椎間板に誤った負荷がかかっています。前方で押し付けられ、背中の筋肉や靭帯は常に引き伸ばされています。その結果、血行が悪くなり、筋肉が弱くなり、腰痛や椎間板ヘルニアなどのリスクが高まります。バランスが取れていないということは、身体は無意識のうちに何かに寄りかかることを求めます。血液循環の働きが悪くなり、心臓病や高血圧、脳卒中などの深刻な健康状態に陥ります。
2つのパーツで構成されたサドルチェアーに座ることで、腰痛の予防とリハビリの両方を実現
サリーサドルチェアは負担をかけず、立っているようなアクティブな座り方でバランスを保ち、理想の姿勢から健康要素を生み出し、集中力と創造性を最大に保ちます。サリーチェアでは肉体的にも精神的にも最も安定した状態である垂直方向に直立した姿勢で座ります。骨盤はニュートラルな直立状態で、背骨が上半身を支えています。筋肉はリラックスしており、バランスがとれています。
椎間板には均等に荷重がかかっており、寝返りを打ったり、手を伸ばしたりする際の小さな動きが背中や体幹の筋肉を活性化させ、その結果、直立した良い姿勢で座っていることができます。一日中、血行が妨げられることはありません。
正しい骨盤の位置とリラックスした筋肉によって呼吸が深くなり、活力が向上して消化機能も良好になるなど、さまざまな機能向上を実感できます。また、良い姿勢は精神力、創造性、集中力の向上にもつながります。
サドルチェアーの選び方
人間工学に基づいて設計された2つのパーツからなるサドルチェアーでは半分座った状態でアクティブに、そしてバランスよく座ることができます。シートの角度と形状により、骨盤が前方に向くようになっています。この姿勢は背骨が上半身を支え、筋肉はリラックスした状態になります。
スウィング機能付きチェア
スウィング機能は調整レバーを使わずにシートをあらゆる方向に傾けることができます。座ったままエクササイズができるので、腰の可動域と代謝を高め、全身を活性化させるます。
傾斜機能付きチェア
傾斜機能により作業する位置を最適な状態にすることができます。シートを前に傾けることで、背中を丸めずに前に手を伸ばすことができます。傾斜メカニズムが搭載されているモデルにスイング機能はありません。
スモールシート
6cm狭いサリースモールは特に骨盤の幅が狭い方に好まれます。また、お尻の周りの筋肉が硬い方や、足が比較的短い方は、小さいシートの方が快適に使用できるかもしれません。
スモールモデルは以下のシートモデルでご利用いただけます。
素材・使用方法・手入れ
素材
サリーサドルチェアは様々な仕事に応じて、数種類の異なる張り地素材を用意しています。通常のオフィスでの使用には通気性と耐久性に優れた本革を、実験室での使用には消毒可能な人工皮革をお勧めします。産業界の特殊なニーズには火花や湿気を防ぐシートカバーを用意しています。帯電防止効果のあるESD素材は電子機器を扱う仕事場に最適です。
椅子は簡単に張り替えられるので、サリーチェアは長く付き合える仕事のパートナーです。また、汚れや湿気、火花から椅子の張地を守るために、椅子用のシートカバーを別途ご用意しています。
張り地と色のバリエーション
サリーサドルチェアの張り地とシートカバーのオプション
- スカンジナビアのA1またはA2品質の牛革
- 消毒可能な人工皮革
- 帯電防止のESDファブリックとESD人工皮革
シートカバーの素材
- 綿100%(ブラック)
- 火花防止加工されたパイル生地、ポリエステル100％（ダークブルー）
また、お客様独自の素材で椅子を張り上げることも可能です。
Elmosoft leather
Elmosoftはスウェーデン産の高品質で柔らかく、しなやかなクロムフリーレザーです。Elmosoftは表面が滑りにくいので、サリーサドルチェアに最適です。また、Elmosoftレザーは快適さと耐久性を兼ね備えており、公共施設に適しています。北欧に材料の供給元を置く理由は長距離輸送による環境に与える悪影響を軽減できることと、北欧の革の質が高いからです。生産工程は北欧の環境基準に沿って開発されています。
Elmo社は環境面を非常に重要視して生産しています。本革は北欧の牛から生産されており、輸送による環境負荷を軽減しています。革の加工と染色はスウェーデンで行われています。生産にはクロムを含まない合成なめしを使用し、廃水は効率的な方法で洗浄されます。
Elmo社が生産に使用している水は近くの川から供給されており、洗浄工程の後にも水が放出されています。Elmo社は水洗浄施設に多大な投資をしており、洗浄された水は川に戻す前に（40種類以上の化学物質を）チェックされます。また、なめし工程ではエネルギーと水の使用量を可能な限り削減し、廃棄物はすべてリサイクルしています。水を使った技術により、空気の排出量も減少しました。
環境政策への取り組みは、生産工程と製品の両方で見ることができ、ElmoはSS-EN ISO 1400:2004に基づく認定を受けています。
Leather quality
A1 Quality
A1革の製造過程において、革を滑らかにして均一にすることで、革本来の構造の痕跡がほとんど見られません。その結果、A1レザーは丈夫で耐久性があり、お手入れも簡単です。
A2 Quality
A2は自然さと快適さ、そして耐久性を兼ね備えています。表面の自然な痕跡が部分的に見えていますが、A2革は摩耗や損傷に強いのが特徴です。
Color charts
本革カラーチャート2021
人造皮革＆ファーブリックカラーチャート2021
サリーチェアの使用方法
サドルチェアでは従来の椅子に比べて20～40cmほど高い位置に座ります。座る前に椅子の高さが高すぎないか確認してください。座面を下げるにはレバーを上げ、同時に肘やお腹で座面を押さえます。椅子の横に立ち、片足を椅子の背もたれの上に上げて反対側に座ります。従来の方法で椅子の手前に座ってしまうとサリーチェアーのシート部が後に動いてしまいますので、深く腰掛けて下さい。
テーブルの高さ
標準的なテーブルの高さは約72cmですが、サリー・サドルチェアと組み合わせる場合のテーブルの高さは80cm以上必要になります。高さ調整機能付きのテーブルをお勧めします。
適切な高さに座った時の最適なテーブルの高さは肘が90度の角度になった時の肘の高さです。肘はリラックスしてパッドの上に置き、腕は体の横に置くようにします。高すぎ、低すぎのテーブルは背中や肩、首の問題を引き起こす可能性があります。
Have a break!
一日中サリーに座っていても休憩時間は必ず取り入れましょう。サリー・スウィングやサリー・スウィングフィットのスウィング機能を利用して骨盤を回転させたり、手を伸ばしたり曲げたりして、体幹の筋肉を鍛えて背中の血行を促進しましょう。できるだけ日中は立って仕事をしましょう。
サリー取扱説明書
サリーチェアー取扱説明書
(英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語)
アクセサリー取扱説明書
(フィンランド語・英語)
サリーチェアーの調整機能
高さ調整
すべてのサリーチェアーにはガススプリングによる高さ調節機能がついています。レバーはシート下の右側にあります。レバーを上に持ち上げ、体重を少しかけることで高さを上下に調整することができます。レバーを下に押し込まないで下さい。レバーを上に持ち上げることで上下の調整を行います。
シートの傾斜
傾斜機能はサリー・マルチアジャスター、サリー・スモールマルチアジャスター、サリー・ネイチャーマルチアジャスター、サリー・ネイチャースモールマルチアジャスター、サリー・ツイン、サリー・ネイチャーツイン、サリー・クラシック、サリー・ストロングに標準装備されており、サリー・エキスパートにはオプションで装備されています。座面下の左側にあるレバーを離し、もう一方の手で椅子の前部を少し押すと座面が傾きます。レバーを解除してチェアーの前部を上に引き上げるとシートを元の位置に戻すことができます。レバーを放した位置に座面がロックされます。傾斜調整の初期は少し硬いかもしれません。
シート幅の調整
傾斜機能はサリー・マルチアジャスター、サリー・スモールマルチアジャスター、サリー・ネイチャーマルチアジャスター、サリー・ネイチャースモールマルチアジャスター、サリー・ツイン、サリー・ネイチャーツイン、サリー・クラシック、サリー・ストロングに標準装備されており、サリー・エキスパートにはオプションで装備されています。座面下の左側にあるレバーを離し、もう一方の手で椅子の前部を少し押すと座面が傾きます。レバーを解除してチェアーの前部を上に引き上げるとシートを元の位置に戻すことができます。レバーを放した位置に座面がロックされます。傾斜調整の初期は少し硬いかもしれません。
スウィング機能の調整
以下のモデルではスウィング機能(振れ幅の柔軟性)の調整することができます。サリー・スウィングフィット、サリー・スモール・スウィングフィット、サリー・ネイチャースウィングフィット、サリー・ネイチャースモールスウィングフィット、サリー・スウィング、サリー・ネイチャースウィング。工場出荷時の調整ではシートが緩すぎたり、きつすぎたりする場合はスウィング機能を調整して快適な座り心地を感じられるようにしてください。
サリーサドルチェアの調整方法
椅子に座った状態で幅の調整はできません。座面の前にあるハンドルを持ち上げてください。シートの幅を広くしたい場合はノブを左に、狭くしたい場合はノブを右に回します。ハンドルを下に押してお好みの幅をロックします。この調整には必ずノブを使用してください。手動でシートパーツを動かすと内部の調整機能を損傷する恐れがあります。
シート幅の調整方法ムービー
スウィング機能の調整方法ムービー
シートの側面にあるノブを締めたり緩めたりすることで、スウィングの動きを大きくしたり小さくしたりすることができます。
サリーチェアーの正しい座り方
サリーに座る・サリーから立つ
椅子の横に立ち、片足を椅子の上に上げて、後ろから椅子の反対側に移動して跨ぐように座ります。そして立ち上がる時は足を少し前に出して立ち上ります。このように座ったり立ったりすると椅子は使用者の後ろに留まり、深く腰をかけることで理想的な骨盤の角度を維持できます。
十分な高さで座る
最初のうちは椅子を高く上げすぎて足が床につかないことがあります。椅子の高さをゆっくりと下げて、足がしっかりと床につくようにします。この時、膝の角度、太ももと上半身の間の角度は約135度になっています。
この角度が広いことで腰を前に倒すことができ、腰の自然な湾曲(理想の姿勢)を維持することができます。低い位置に座ると足が横ではなく前に出てしまい、猫背になって背中が丸くなってしまうことが多いのです。
シート部分に深く腰掛ける
座る時はお尻が椅子の後端に位置するようにします。
シート部分の前に座りすぎると真ん中の隙間の端が内ももや性器を押してしまいます。正しい位置に座ると座骨はパッドが最も厚く、柔らかい部分に位置します。
足はサイドに置く
乗馬の座り方は直立している時と同じ姿勢になります。横から見た時に肩、骨盤、かかとが同じライン上にあります。
足が前に出ていると背中が丸まって悪い姿勢になる傾向があります。足を横にすることで骨盤が前傾し、腰の自然なカーブができることで背中全体がまっすぐになります。
テーブルとモニターの高さ
サリーでは従来の椅子よりも高い位置に座ることになるので、標準的なテーブル（72cm）では低すぎる場合があります。テーブルに向かって腰の位置を落とさなければならないようでは、椅子の意味がありません。サリーチェアーを導入する場合は同時にテーブルを高くする必要があります。サリーシステムの理想のデスク、テーブルは直立の高さまで高低を調整できるテーブルです。
また、モニターの高さにも注意しましょう。頭を前に下げてしまい、モニターを見下ろさないようにしましょう。頭は数キロの重さがあるので、首の筋肉が緊張しやすく頭の中の血行が悪くなります。脳に十分な酸素が行き渡らず、疲れたり、頭痛がしたりします。
シートの幅
シートの幅を自分に合うように調整しましょう。スウィングフィットモデルとマルチアジャスターモデルは幅調整が可能です。
椅子に座った状態では幅の調整はできません。シートの前部にあるSalliハンドルを持ち上げてください。シートの幅を広くしたい場合はノブを左に、狭くしたい場合はノブを右に回します。調整後にハンドルを下に押して幅をロックします。幅の調整には必ずノブを使用してください 手動でシートパーツを動かすと機能を破損する恐れがあります。
座っていても常に動きましょう
片方の足で押して、もう片方の足で引っ張ることでサリーチェアーに座りながら簡単に移動できます。スウィングやスウィングフィットのスウィング機能を利用して、椅子の上で移動したり、電話で話しながら歩いたり、2～3分程度の運動をしたり、時には立って仕事をしたりすることで、座りっぱなしの時間をなるべく少なくしましょう。
初めてサリーを使用する方へ
サリー初心者
サリーの座り方は従来の座り方とは違いますので、最初のうちは筋肉や座骨のあたりが痛くなることがあります。サリーに慣れる工程を理解して筋肉は新しい座り方に慣れていき、理想の姿勢を維持できるようになりましょう。
Salliをオフィスに導入する
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椅子の高さを調整する。足が宙に浮くまで椅子を高くします。骨盤をリラックスさせ、太ももを緩めて1分間ストレッチします。椅子を徐々に下げていき、足が床から快適に支えられるようにします。
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作業する机を正しい高さは肘の高さが目安になります。肘が90度に曲がる高さに調整します。通常、机は従来の高さよりも10〜15cm高くする必要があります。
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PCを使用する場合はモニターの上部を目の高さに合わせます。
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キーボードを打つ時はテーブルを下げて、キーボードが肘関節より2〜3cm低くなるようにします。脇の下をしっかり支えるため、読書をするときは再びテーブルの高さを上げます。
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ゆったりとした服を着ましょう。タイトな服装はSalliと相性がよくありません。
重要なポイント
使い始めは太ももやお尻、腰などが筋肉痛になることがあります。これは新しいスポーツを始めたときに起こるのと同じような反応で数日続きます。サリーチェアーに慣れてくると、とても快適に感じられ使いやすくなりますので、諦めないでください。
オフィスにサリーチェアーを導入して新しい仕事環境をお楽しみください。
サリーをデンタルケア業界に導入する
1. 椅子の高さを調整します。ハンドルを使って椅子を持ち上げ、先ずは足が床に届かないくらいの高さにします。骨盤をリラックスさせ、太ももを自由にぶら下げて1分間ストレッチします。その後、足が床にしっかりと着くまで、そして股関節と膝関節の角度が135度になるように椅子を下げます。
2. 患者用の椅子を正しい高さに調整し、手が水平から25度上がるようにします。こうすることで、歯科医と歯科助手の両方が患者用椅子の下に足を置くことができ、首を大きく曲げなくてもはっきりと見ることができます。
3. 足を前に出すのではなく、股を開くように足を横に出すようにしてください。そうすると腰が前に傾き、背筋が自動的に伸びます。
4. あごを引いて、目を回して下を見て、最後に首を曲げる。仕事や作業中の動きを身体の負担にならないような動きの習慣を作りましょう。首が緊張しなくなります。
5. 影ができないように光が自分の見ている方向と同じ方向から来るようにします。
6. フットペダルは足の近くに置きましょう。腰や背中に負担がかかりますので、ペダルに手を伸ばさないでください。なるべくかかとでペダルを踏むようにしましょう。
7. ゆったりとした動きやすい服（パンツやワイドスカート）を着用してください。タイトスカートなどはSalliと相性がよくありません。
8. 患者の頭を中心に作業角度を変えてください。可能であれば、時々立った状態で作業しましょう。
重要なポイント
最初の使用時はシートが座骨部分に少し硬く感じるかもしれません。その理由として、サリーのシートでは体重の圧力が軟部組織や骨盤の開口部ではなく、骨にかかるからです。最初は座骨に圧力がかかり、すぐに慣れると思いますが、我慢しましょう。椅子が広く感じたり、腰が疲れたりする場合は足が前に出ているのかもしれません。足を横に動かしてみてください。この姿勢の上半身がバランス良く直立しているときと同じあり、上半身をリラックスした状態にする最適な方法です。
サリーシステムを導入した歯科医院
サリーシステムを導入した歯科技師オフィス
サリーチェアーに上手く座れない方へ
サリーチェアーに座っても心地よく感じない
椅子が硬いと感じる場合
椅子の後ろに座ってください。前の方に座りすぎると、太ももや性器が圧迫されて不快になります。シート部分に深く腰をかけないと、座骨がシートの最も厚い部分に乗らず、骨盤周囲の筋肉に体重がかかり、血行が悪くなってしまいます。筋肉ではなく、座骨に体重をかけることに慣れる必要があり、慣れるまで多少時間がかかります。馬や自転車に乗る時も最初は座骨に体重をかける感覚を不快に感じることがあります。
また、座っている位置が高すぎる可能性もあります。身長に合っていない高すぎる位置で座ってしまうと、上半身の全体重が座骨にかかることになります。ガススプリングが長すぎて足を床にしっかりとつけることができず、足に体重がかからない状況も避けましょう。
椅子の幅が広すぎると感じる場合
座っている位置が高すぎるかもしれません。椅子の高さを少し下げてみると、より快適になります。一番低い位置にしても違和感がある場合はガススプリングを短くする必要があります。
サリー・スウィングフィット、またはサリー・マルチアジャスターをお持ちの場合は幅を調整してください。ハンドルを上げてシートの2つの部分を調整し、再びロックします。サリー・マルチアジャスターまたはサリー・ツインをお持ちの方はもう少し前傾姿勢になるように傾きを変更してください。調整に関するビデオをご覧ください。
サリーの正しい座り方
幅調整の仕方
背中が痛くなる場合
十分な高さに座っているかどうかを確認してください。座っている位置が低すぎると足が前に出やすくなり、その状態ではバランスが取れないため猫背になってしまいます。腰をの位置が低すぎると背中を痛めてしまいます。最初のうちは適切な高さで座っていても背中が痛くなったり、筋肉痛になったりするのはごく普通のことです。新しい姿勢に適応するために時間がかかりますが、体が慣れた後はすぐに治まります。また、太ももの内側がつらくなったり、座骨の周りが痛くなったりすることがありますが、これらの違和感もすぐに解消されます。
椅子がスウィングしない場合
お使いのチェアーがサリー・スウィングまたはサリー・スウィングフィットであることを確認してください。シートプレートの下にモデルを示すステッカーが貼ってあります。サリーチェアーに付属の工具（または24mmのレンチ）を使って、スウィング機能を調整するナットを少し緩めてください。スウィング機能の調整方法についてはこちらをご覧ください。
チェアから音がしたり、スウィングしすぎたりする場合
サリー・スウィングまたはサリー・スウィングフィットのシートが緩すぎると「カチッ」という音がします。スウィング機能の調整ナットを締めてください。スウィング機能の調整方法については、こちらをご覧ください。
チェアが上下に調整できない場合
年に一度ガススプリングに注油してください。頻繁に高さ調整をしないとガススプリングにほこりが入り、乾燥してしまい、正常に機能しなくなってしまいます。トップ＆ボトムのフットペダルが作動しない場合は椅子を逆さまにしてください。ネジを180度だけ締めたり緩めたりしてからテストしてみてください。
幅調整ができない場合
幅調整ハンドルを強く締めすぎたり、椅子に座った状態で座板を押し付けたりすると幅調整ハンドルが動かなくなることがあります。
サリーチェアの手入れ
本革
革製の家具は暖房機器から20～30cm以内は避けて、直射日光の当たる場所には置かないでください
革製品に掃除機を使用する場合、先端を柔らかいブラシにして必要に応じてアームレストやヘッドレストなどの露出した面も掃除してください。水溶性のシミの場合はシミ部分を湿らせてペーパータオルで乾かしてください。
万が一、落ちない汚れがついてしまった場合は決して強力な溶剤や化学薬品を使用しないで下さい。革製品用のクリーニングフォームとスポンジを使って椅子全体の手入れができます。レザーに泡を立て、泡を2～3分置いてから拭き取ります。消毒用のウェットティッシュで椅子を消毒することができます。また革専用のコンディショナーやクリーニング製品を使用することもできます。
染色された布地で手入れする場合は明るい色の革に染みを作る可能性があります。
人造皮革
- お手入れは中性洗剤と水を使用してください
- 空気乾燥
- 頑固な汚れには中性洗剤を使用してください
- 5:1の漂白剤で消毒してください。(10％の次亜塩素酸ナトリウムから5％の次亜塩素酸ナトリウムを調製するには、10％の溶液を50ml取り、それを100mlの水に希釈すると、5％の次亜塩素酸ナトリウム溶液になります。)
- 市販のドライクリーニング用溶剤を使用して通常の方法でドライクリーニングが可能です
赤ワイン、酒、牛乳、ケチャップ、マスタード、マヨネーズ、ステーキソース、醤油、バター、サラダ油、チョコレート、口紅、化粧品、フェイスクリーム、日焼けオイル、機械油、尿、血液などの汚れには中性洗剤を使用してください。
ウール生地
定期的に掃除機をかけてください。石鹸と水を含ませた湿った布で拭くか、専用の椅子張り用シャンプーをご使用ください。より深くクリーニングする場合はスチームを使用するか、専門家によるドライクリーニングを行ってください。
ESD(帯電防止)生地
帯電防止加工されたESDファブリックはドライクリーニングが最適です。
ポリウレタン
弱アルカリ性の洗浄剤（最大5％のアルコール）を使用して、汚れを素早く取り除きます。湿らせた布とぬるま湯で表面を拭き、必要に応じて乾拭きしてください。強アルカリや、亜塩素酸塩、アセトン、キシレン、強酢などの漂白剤は使用しないでください。
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Salli Systems / Easydoing Oy (以下「Salli」)は新製品に対して以下のような保証を行います。サドルチェアは10年(サリーライト、サリースリム、サリーアウトレット・スイングフィット、サリーアウトレット・スイングは5年)、サリパドラーは5年、テーブル、アクセサリー、サリーライディングパッド、サリービーンバッグは2年、サリードライバーは1年。
Salli Systems / Easydoing Oy（以下「Salli」）は中古製品に対して以下のような保証を行います。サドルチェアは5年(ただし、サリーライト、サリースリムは1年、サリーアウトレット・スウィングフィット、サーリアウトレット・スウィングは2年)、テーブル、アクセサリー、サリーライディングパッド、サリビーンバッグは1年です。
本保証はSalli製品(以下「本製品」といいます)の購入日から本製品の通常の屋内使用中に発生した本製品の構造上の欠陥、または材料や組み立ての欠陥(以下「欠陥」といいます)を保証します。
本保証に基づく瑕疵の申し立ては販売店/エンドユーザーが瑕疵を認識した日、または認識すべきであった日から7日以内に、直ちにSalliに書面で行うものとします。前記期間内になされなかった請求は無効となります。購入日は、本製品のシリアル番号、エンドユーザーの領収書、または販売店やSalli社の帳簿によって確認されなければなりません。保証期間（2～10年）は、購入日によって決定されます。
以下の原因による故障は保証対象外となります。
1.革を傷める液体
2. チェアが床に落ちたり、落下したりした場合（下の写真参照）。
3. 硬いもの、粗いもの、鋭いものとの擦れ合いによる痕跡。
4. 鋭利なもので刺されたり、跡がついたりした場合。
5. 通常の使用による磨耗
6. ペット
販売店またはエンドユーザーの依頼による本製品の修正または変更。
8. 本製品に使用されている、または何らかの方法で本製品に取り付けられている、組み立て前に Salli が書面で承認したもの以外の部品または物体。
*これらの商品はBiohacker Center Japanでは扱っておりません
倒れた椅子の張地の破れの写真。椅子の張地は、打撃直後には破れず、後になって使用しているうちに破れてしまうことがあります。しかし、落下や衝撃により破損しているため、保証の対象外となります。
販売店/エンドユーザーの返品送料負担で、欠陥のある製品をフィンランドのラウタランピにあるSalliの工場、またはSalliの倉庫、もしくは当事者間で相互に合意したその他の場所に送付するものとします。欠陥製品の到着後、サリーは遅滞なく製品の検査を行うものとします。
販売店・エンドユーザーは欠陥のある部分について書面で説明し、写真を撮り、この資料を直接サリに郵便または電子メールで送付することもできます。瑕疵が保証対象であることが確認された場合、当社は瑕疵のある部品・製品の輸送費を負担致します。修理または交換された本製品はSalli本社から販売店またはエンドユーザーに返却されます。
本製品に欠陥がない場合、または欠陥が本保証の対象外である場合、販売店またはエンドユーザーは、本製品の検査および可能な出荷のための費用をSalliに払い戻すものとします。
欠陥品を工場に送ることや、書面や写真などで保証範囲を明確にすることが不合理に高価である場合、保証が有効であるためには当社と販売店/エンドユーザーが合意した公平な専門家によって欠陥が検証されなければなりません。
上記により保証の対象となることが明らかになった場合、当社は交換部品を販売店・エンドユーザーに送付することがあります。Salliの保証はエンドユーザーや代理店に代わってスペアパーツの組み立てや古いパーツの分解を行う作業や費用をカバーするものではありませんが、適切な書面または口頭での指示を提供します。
本製品の張り地に使用されている革の品質は品質レベルによって変わることがあります。A1クオリティでは製造工程で革を滑らかにしているため、革本来の構造の痕跡はほとんど見られません。その結果、革は丈夫で耐久性があり、お手入れも簡単です。A2クオリティは自然さと快適さ、そして耐久性の組み合わせです。自然な表面の跡が部分的に見られますが、それでも革は摩耗しにくくなっています。
Salliの限定保証は書面、口頭、明示または暗示にかかわらず、他のすべての保証に代わるものです。販売店/エンドユーザーの唯一の要求はSalliの独自の裁量により、保証の対象となる欠陥製品の修理または交換です。
Salli は間接的、結果的、偶発的、または懲罰的な損害、利益の損失、または営業権の損失に対して責任を負わないものとします。当社は、本製品について、明示的にも黙示的にも、特定目的のための性能保証や商品性の保証を含むがこれに限定されない、その他のいかなる保証も行わず、ここに放棄します。ただし、本製品保証は消費者が強行法規に基づいて有する権利を制限するものではなく、またそのような意図もありません。販売店」は、「製品」に関して「販売店」またはその卸売り業者、その他の第三者がその顧客やエンドユーザーに提供する保証のうち 「本契約」で「Salli」が提供する保証に追加されるもの、またはこれと矛盾するものについて責任を負い、「Salli」はこれを尊重する義務を負わないものとします。