Biohacker's Podcast #25 " サラダ油の危険性” オメガ6過多・体に良いと思っていたのに・コレステロールを下げるんでしょ?
エピソードの要約
00:00:00 体に良いと思っていたのに!?・コレステロールを下げるんでしょ?サラダ油をディスる
00:01:55 アナウンスメント「登山デビュー」
00:01:55 干城のアナウンスメント「リトリートとサミット」
00:06:37 本日のテーマ「サラダ油の危険性」
00:11:05 サラダ油をディスる前に「相関関係と因果関係」
00:13:42 歴史的背景「大正末期に庶民へ浸透」
00:18:12 現代人の普通は普通じゃない「オメガ3:6の比率」
00:24:04 40年秘密にされていた研究「植物油vs動物油」
00:26:53 そもそも不自然「大さじ2杯のために...」
00:31:36 植物油の生産工程「揚げ物よりも高温」
00:34:14 ビーガン大国の矛盾「イスラエルパラドックス」
00:37:41 サラダ油の代わりに「摂取するべき脂質・油」
00:45:13 ドン引きしないでください「質問はありますか?」
00:50:28 アウトロー「バイオハッカーとしての選択肢」
SHOWノート
Co-host:生田目愛弓
対談中に話した話題
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干城と愛弓さんの法人向け日本初ウェルビーイング> セルフハック
- 9月にもう一度エストニアでリトリートとあります> Biohacker"s Retreat
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10月はオランダで会いましょう!> Biohacker Summit Amsterdam
- EU進出したい企業募集してます> こちらからお問い合わせください
- なんでバター・肉・チーズは健康なのか> [The Big Fat Surprise] by Nina Teicholz
- 栄養学をかなり深ぼった書籍> Deep Nutrition by Catherine Shanahan
- 日本人がサラダ油を食べ始めたのはいつ?> そうだったのか! サラダ油の「サラダ」が意味しているもの
- サラダ油が本格的に日本に広まった> 戦後の日本では栄養士を乗せたキッチンカー が植物油とフライパンを広めた
- 低糖質コミュニティー> Low Carb Down Under
- Low Carb Down UnderにてプレゼンするNina Teicholz> サラダ油:知らざれる物語
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Low Carb Down UnderにてプレゼンするChris Knobbe> 文明の病': サラダ油の過剰摂取は統一的なメカニズムなのか
- Low Carb Down Underを知ったきっかけ> 食品を有害にする1,000億ドル規模の成分
- アルでハイドの一部がアルツハイマーを引き起こすのでは?と唱える山嶋教授> そのサラダ油が脳と体を壊している
- 日本語で紹介されているミネソタ研究の記事> サラダ油「危険説」に追い討ち。バターよりも心臓に負担-米研究
本エピソードで取り上げた記事や内容のリソース・文献・引用
- 慢性的なオメガ6過多がフリーラジカルの発生を誘導し、心筋ミトコンドリアを酸化的損傷に陥らせる可能性がある> 食事によるオメガ-6系多価不飽和脂肪酸の慢性摂取によるミトコンドリア硝酸障害および心機能障害の誘導
- ビーガン大国イスラエルの矛盾> イスラエルパラドックス
- オメガ6多価不飽和脂肪酸(PUFA)を多く含む植物油由来の「ヒドロキシノネナール」が、アルツハイマー病や関連する生活習慣病を引き起こす真犯と考えるのが妥当> オメガ-6系多価不飽和脂肪酸を多く含む植物油の摂取と生活習慣病のリスク
- 山嶋教授の論文ジャーナルオブアルツハイマー&パーキンソン病> 植物性油脂 アルツハイマー病の真の原因とは?
- テンプル大学の研究者レポート> キャノーラ油とアルツハイマー病の記憶・学習能力の悪化が関連
- Minnesota Coronary Experimentを知るきっかけとなったワシントンポストの記事> 40年前の研究がアメリカ人のダイエットを再構築した可能性があたのに、完全に発表されなかった
- 発表されなかった40年前に行われた植物油と動物油で実験を再調査した結果> 伝統的な食事と心臓の仮説の再評価:Minnesota Coronary Experiment(1968-73年)の回収データの分析
- 上記の実験テーマについて既に知られていること
伝統的な食事と心疾患の仮説は、飽和脂肪(動物性油脂)をリノール酸を多く含む植物油に置き換えると、血清コレステロールを低下させることで心血管系の死亡が減少すると予測されてきた。このパラダイムはランダム化比較試験で因果関係が証明されたことがなく、50年以上にわたって不確かなままであった。
シドニーダイエット心臓研究、ミネソタ心疾患実験(MCE)などの画期的なランダム化比較試験で得られた主要な知見が十分に発表されていない。
上記の再評価試験で追加された内容
- ミネソタ心疾患実験は血清コレステロールを低下させたが、これは生存率の向上には結びつかなかった。
- 血清コレステロールがより低下した参加者は死亡リスクが低下するどころか、むしろ高くなった。
- ランダム化比較試験のシステマティックレビューとメタアナリシスの結果は、伝統的な食事による心臓病の仮説を支持するものではない
大さじ2杯の米油にお米はどれだけ必要か?
- 油が抽出される米ぬかは米の重量の約10%を占めている。
- 米ぬか重量の約15~20%が油分なので平均をとってみると17.5%
100gのお米があれば、10gの米ぬか(100gの10%)が出てきます。その10gのうち17.5%が油となり1.75gとなります。
大さじ1杯の油の重さは約14gです。大さじ2杯の油が必要なら、28gになります。
28グラムの油を作る計算式
28グラム(必要な油)/1.75グラム(米100gあたりの油)=1600gのお米
サラダ油・PUFA(オメガ6)の代わりに摂取するべき脂質・油
調理油
生で摂取したいオイル
食品
スナック(オメガ6が少ないナッツなど)ヴィーガン対応
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